シルベチカの咲く森2
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A5 無線綴じ 表紙クリアPP / 38ページ (本文34ページ) この商品はpixivFACTORYの同人誌印刷サービス( https://factory.pixiv.net/books )で印刷・製本されます。
シルベチカの咲く森 2
どうか、忘れないで
概要
ここは、スフェルニア。 過去に最高神スフェンが納めたと伝わる、西洋によく似た全く別の世界。ここには「人間から存在を忘れられてしまうと生きることができない」生き物たちが住んでいました。しかし、人間の多くは彼らを差別、拒絶し、否定しました。 そんなこと、些細でちっぽけなことです。 彼らは皆同様に青い花に祈ります。 小さな花につけられた『意味』に縋り、願います。 「どうか、わたしを忘れないで」と そうしてできたのが、勿忘草(シルベチカ)の森です。 そんな世界で暮らす、とってもお人よしな魔法遣いと、幼く純粋な心の人間と、夢と魔法と祈りの話です。 シルベチカの森へようこそ。 ────────── たくさんのいくさが ありました 火は 酔いも悪いも全て黒に、灰にしてしまいました ██の魔女は嘆き悲しみ、それでも手を差し伸べるのをやめませんでした。寒い冬になる前に、暖かな部屋へ、火の前へ人を連れていくのが、魔女の役目だったからです。 あれから何年の時がたったでしょうか。 故郷はかつてと変わらず雪に覆われ、誰もいません。 飢えて凍えてなくなる子がいないことへの安心と裏腹に、ここであったいくさがどうなったのか、魔女は思い出せません、わかりません。 それだけ長い時間が、すぎていたのでした。
A5 無線綴じ 表紙クリアPP / 38ページ (本文34ページ)
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